お仕事や家事・育児で忙しい女性にとって、コンビニ食は強い味方。
オフィスランチや夕食の足しに、とコンビニでごはんやお惣菜を買うこともは多いのではないでしょうか。
日々のことなので、できればコンビニ食も肌に良いものや美肌効果の高いものを選びたいですよね。
この記事では、肌に良いコンビニ食の選び方、コンビニで買える美肌づくりにおすすめの食べ物をご紹介します。
コンビニで食事を選ぶときの基本
コンビニで食事を選ぶときには、まず主食、主菜、副菜を揃えることを意識してみてください。
よくあるのが、サンドイッチ単品、おにぎり単品など。これでは糖質に偏ってるだけでなく、肌の代謝に必要な栄養素が不足しているのでNGです。
- 主食(ご飯、パン、麺類など)
- 主菜(肉類、魚類、卵、大豆製品など)
- 副菜(野菜類、きのこ類、海藻類など)
この3つが揃っていないと、体にとって必要な栄養素が何かしら不足してしまい、思わぬ肌トラブルを引き起こす原因となってしまいます。
特に不足しがちなのが副菜です。
コンビニでご飯を買うときは、サラダや惣菜を一緒に購入する習慣をつけましょう。
またできれば、コンビニ食でなくとも不足しやすい乳製品・果物も摂れると良いです。
例えばデザートとして、ヨーグルトやカットフルーツ、果物ゼリーなどを付けるのがおすすめ。
栄養価の高いデザートを食べておくことで、その後余計な間食などを食べてしまうのを防ぐ効果もあります。
覚えておくとGOOD!コンビニで買える美肌フード
コンビニで買うメニューに悩んだら、特に美肌効果の高い食材を選んでみるのも良いでしょう。
毎日同じ食品ばかりというのはおすすめしませんが、覚えておくと役立つ、“コンビニで買える美肌づくりにおすすめの食べ物”をご紹介します。
鮭
鮭おにぎり、鮭弁当、パック惣菜の鮭の塩焼きなど、意外とコンビニで見かける食品。実はとても美肌効果が高いんです。
鮭の赤色色素は「アスタキサンチン」と呼ばれる抗酸化成分で、ビタミンEの1000倍もの抗酸化力があると言われています。
抗酸化作用のある成分を日常的に摂ることで、紫外線を浴びて発生した活性酸素による肌のダメージ、老化、色素沈着などを防ぐはたらきが期待できます。
ねばねばサラダ
副菜を何にしようか悩んだときには、オクラや長芋、めかぶなどが入ったねばねばサラダがおすすめです。
ねばねばの正体は主に水溶性食物繊維で、これは腸内細菌のエサとなります。
水溶性食物繊維がしっかり摂れていることは良好な腸内環境をつくることにつながり、老廃物が溜まらない体の仕組みをつくることとなります。
結果として、肌トラブルなどを予防することができるのです。※肌と腸の関係についてはこちらの記事も参考にしてみてください。
ねばねばサラダは比較的低カロリーなので、体型や体重が気になる方でも安心です。
ゆで卵、温泉卵
小さめのお弁当や麺類などを買った時には、ぜひコンビニで買えるゆで卵や温泉卵をプラスしてみてください。
卵はビタミンCと食物繊維以外の栄養素を全て含む、いわばスーパーフードです。
肌のターンオーバーに関わるたんぱく質や、ビタミン、ミネラル類などが豊富に含まれています。
ヨーグルト
コンビニ食で乳製品をとるならやはりヨーグルトがおすすめです。
できれば1日1個パック(100g程度)はとりたいところ。
オフィスランチなどコンビニでご飯を済ませるタイミングで取り入れるのがおすすめです。
ヨーグルトの乳酸菌は腸内で善玉菌としてはたらくため、乳酸菌の力によって腸の調子が整い、肌に良い影響が期待できます。
またそれだけでなく、ヨーグルトは肌の材料となるたんぱく質も豊富。たんぱく質が少なめの食事の際にはぜひ取り入れたいですね。
ナッツ
コンビニでおやつを買うなら、チョコやスナックではなくナッツ類がおすすめです。
肌のオイルバランスを整えるには脂質のカットしすぎはNG。ですが、スナック類の揚げ油や、動物性乳脂肪たっぷりのクリーム類の摂り過ぎには気を付ける必要があります。
一方でナッツには植物性の良質な油分が含まれており、普段食事で不足しやすいビタミンやミネラルなどの栄養素も補うことができます。
コンビニ食でも美肌づくりは可能!
肌に良いコンビニ食の選び方や、買える美肌効果の高い食べ物をご紹介しました。
何となく健康に悪いイメージ、肌荒れの原因になりそうなイメージをもたれやすいコンビニ食ですが、選び方によっては肌に良い効果をもたらす食事にすることが可能です。
コンビニ食が多いという方は、ぜひ今日・明日から実践してみてくださいね。